華氏911 - Fahrenheit 9/11
August 22, 2004
華氏911を観た。
Yahoo!ムービーによる解説:
銃社会、アメリカの問題点を追った『ボーリング・フォー・コロンバイン』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞やカンヌ映画祭55周年記念特別賞を受賞したマイケル・ムーアによる新たな意欲作。自著「アホでマヌケなアメリカ白人」の内容でもある9.11テロを軸に「何故アメリカが標的になったのか」「テロ後のアメリカの動き」「ブッシュ一族とビン・ラディンを含むサウジアラビア有力一族との関係」などを追うコメディタッチのドキュメンタリー。ミラマックスの親会社ディズニーから配給拒否されたことでさらに注目を集めた。
思い出してみれば、2000年の大統領選はしこりを残したものであった。個人的にはゴア派(SEだし)だったので、一連の騒動に疑問を感じずにはいられなかった(とはいうものの結局は他国の事なんで言うほど気にはならなかった)。
華氏911は、2000年大統領選から始まったブッシュ一族描く闇の利権獲得プロットを、得意のアポなし取材により浮かび上がらせる、(大統領選を控えたブッシュ陣営にはおそらく相当の頭痛の種になること間違いなしの、)ドキュメンタリー映画である。なんとブッシュ一族がビンラディン一族と深い関係にあることも映画中訴える。これはもう、ドキュメンタリーを超えて、映画というメディアを利用した告発である。
911テロとはなんら関係のないイラクへ侵攻し、以前からの宿敵であったフセイン政権を陥落させ、やれ開放だやれ自由だと騒いでいる。911で我を忘れていた米国民が、落ち着きを取り戻し、現実を直視してみると、復讐ではなく(国民にとっては)無意味なやつあたりでしかない(一方政府にとっては便乗である)。イラクへ子を送った親の叫びは悲痛だ。
「われわれは無知である。」 イラクへ派兵され戦死した子を持つある女性がホワイトハウスの前で語る。われわれは無知である。簡単に騙されてしまう。あまりにも多くの情報があふれる中、真実を見極めるのは非常に厳しい。無知であるが故に、(宗教論は抜きにして)普遍の真理は非常に重要である。これまでの一連の事実は、真理とは到底言い難い。
監督: Michael Moore
出演: George W. Bush, Colin Powel, Osama bin Ladin, 他

